占い師インタビュー!イッキュウ先生はチャット占いのあとに10kmほど走る

占い師インタビュー!イッキュウ先生

占い師の人となりに興味があります。

就職活動で占い業界を志望する学生は限りなくゼロに近いでしょう。では、多くの占い師はどのタイミングで占い師になったのか。そこにはどんなドラマがあったのか。興味があります。

占いに特別な風景を見出した人たちの物語。第一回目のゲストは、対面鑑定やウラーラなどでご活躍されているイッキュウ先生です。

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イッキュウ先生のプロフィール

宮城在住。占術家。タロット占い講師。ヒーラー。ジョギングインストラクター。「朝活ランサークル」発起人。肩書き「走る占術家」として活動中です!

肩書き「走る占術家」という字面の破壊力がすごい。今の世の中、佐川男子やTOKIOだけではなく占い師も走る時代なのです。

「走る」はアウトドアな行為であり、「占術家」はインドアな職業です。正反対の事柄を組み合わせるに至ったその道のりはいかほどか。

イッキュウ先生にインタビュー

——よろしくお願いします。大丈夫ですか、来てすぐですが。

よろしくお願いします。大丈夫ですよ。もう万全の態勢で。

——まずなによりも気になるのが「イッキュウ」というお名前で……。

はいはいはい。

——最初にその由来をお聞きかせください。

ふたつありまして。ひとつは誕生日が1月9日なので、1と9で「イッキュウ」にしたというのがありますね。覚えやすいかなと。あと、野球のイチロー選手が好きで、イチローの飼っている犬の名前が「イッキュウ」って言うんですよ。

——へええええ!

そこにもかかっていて面白いかなと、名付けたところがありますね。

——とんちの一休さんではないのですね。

そうですね。とくにこう、一休さんにこだわりとか思い入れがあるわけではないんです。

——「破戒僧、大好きだぜ!」みたいなことは……。

う~ん(笑)イッキュウにしたから、そこから食いついてくる方がいて。覚えやすいって言ってもらえたりはしますね。

——子供時代とかにニックネームはありましたか?

ニックネームはとくにないですねえ。(名字が)関根なんで「セッキー」とか……。

——イッキュウは昔からではなく、占い師になってからなのですね。

なってから。そうですね、はい。

——ご出身は宮城の県南の方ですよね。

宮城県の亘理とか、山元町の方ですね。

——亘理ですとパンダライオンの「I.N.K.」が流行ってますね!

……???

【おいでよ栗原】DA PUMP / U.S.A. (替え歌) → パンダライオン / I.N.K. 〜カモンベイベー栗原〜

——(亘理ではなく栗原でした)ええと、特産品は何があるのでしょう?

まず思い浮かぶのはイチゴですね。あとは、リンゴが採れまして、農家の継手の方がいないんですけども、宮城県でいちばん美味いと思います!

——それはぜひ連れて行っていただきたいです。

ぜひぜひ。市場に出回らないらしいので。レアというか、知ってる方は予約注文で買うっていう。

——小さいころのお話をお聞きしたいのですが、ご自分ではどんな子供だと感じていましたか?

なんだろう……思ったことをはっきり言わない子供でしたね。気を遣ってというか……言いたいことを言えない子供だった記憶があります。

——大人にだけではなく、同級生にも?

同級生にも気を遣って。引っ込み思案でしたねえ、はい。

——ブログに「子供のころから占いが好きだった」と書かれていまして、どういった経緯で占いに惹かれていったのかなあというのが気になります。

中学校くらいですかね、タロットカードを買った記憶があって。まったく勉強するつもりはなかったんですけど。そのころから手相の本を買ったりとか。

——俗に言う「厨二病発症」みたいな?

そうなんですかね(笑)そのころから興味を持ってましたね(笑)

——周りの友達を占ったりはしていましたか?

本当に親しい人にはやってましたね。姓名判断とか。

——「占いでクラスの人気者だぜ!」というわけではなく、まだ引っ込み思案なイッキュウさんだったのですか?

そうですね、本当に一部の人だけ。学校ではやってなかったです。

——大々的にはやっていなかったのですね。こういう大人になりたいなあというビジョンは持っていましたか?

中学校のときに良い先生との出会いがあって、学校の先生になりたかったんですよ。大学に行って先生の道を志そうと思ったんですけど、なにせ学力がなかったもので(笑)途中で諦めたというのがありますね。普通に専門学校に行きました。

——何系の専門学校だったのですか?

旅行ですね。

——旅行!旅行の専門学校とは……ツアーコンダクター的な?

ツアーのプランを作ったり、ツアコンのやり方とかを勉強したりというのをやってましたねえ。

——卒業されたあとはその道に?

その道に行きましたね!旅行代理店みたいなところでも働いたことがあります(笑)

——その段階では「占い師でやっていこう!」という感じではなかったのですね。

まったくなかったですね、そのころは。趣味でもぜんぜんやってなかったです。

——この流れで趣味についてもお聞かせください。影響を受けた本やゲームなどはありますか?

ゲームはやらなかったですし、本も読まなかったんですけれども。影響を受けたのはラジオですね!地元のラジオを聞いたりだとか、ハガキを出して番組で読まれたりとか。

——ハガキ職人!

深夜番組を聞いたりとかもしてましたし。ラジオ少年でしたね。ラジオのDJになりたかったのもあるんですよ、実は。

——占いでその経験は役立っていますか?占い師は話し方もポイントですよね。

役に立ってますねえ。

——社会に出てからは占いとは無縁で、そこに再び出会うキッカケはどこだったのでしょう?

もともと4~5年前から会社勤めは辞めたいなと思っていたんですね。趣味のマラソンがあって、それが仕事に繋がればなあと思っていたんですけれども。なかなか上手く行かず会社員も並行していたと。そんな中でタロット占いを勉強する機会があったんですね。

——ほうほうほう。

で、やってみたらけっこう面白いなと。そこから占いの道に入ろうと。

——そのタロット占いの勉強はイッキュウさんが自発的に探したものですか?

そうですね。近辺で教えてくれる人はいないかなあって探して、実際に教えてもらったと……(以下、ふたりの占い師による表に出せない話が続く)。

——そろそろ使える話をしましょう(笑)そこでタロットを選択したのは中学時代にやっていたからというのも大きいのでしょうか。

ちょっとだけかじってたので。これでやってみたら面白いかなって。

——あらためて勉強をしてみてどうでした?

中学校のときは(カードの内容が)頭に定着してなくて、本を見ながらやってたんで。記憶もあやふやだったんですけど。実際にやってみると「あ、けっこう面白いな!」と。

──そのときは「これで食っていこう!」というわけではなく、完全に趣味のひとつとしてですか?

これでお金を得ることができたら、都合良いじゃないですけど、いいなあって想いはありましたよね。

——イッキュウさんの感じる占いの楽しさ、難しさはどこでしょう?

楽しいところはそうだなあ……どこでしょうね(笑)あ、でも、来てくれるお客さまが「自分はこうやろう」とか「こういうふうに動いてみよう」とか。考え方がちょっと変わるような一歩の提案ができたときには非常に嬉しいかな。最終目標に「行動させたい」っていうのがあるんですけど、その一歩手前だけでも、気づいてもらえただけでも嬉しいことです。

——「ここがちょっと難しいんだよなあ」というところは……?

どうしても解決できないような問題をご依頼されたりとか。あとは、何年間も同じことで悩んでいる方、手の施しようがない方に関してはちょっと困っちゃいますよね。何と言えば良いのか難しい……。

——そんな場合はどうされますか?

専門家を紹介します。

——お客さまのためにも餅は餅屋だと。これは占わないという項目はありますか?

手相だったら見ますけどカードでは健康は見ないですね。参考程度だったら教えますって感じで。

——そうですよね。日本には医師法という法律があります。

あとは、ギャンブルですね。金運は見ますけど。

——パチンコとか競馬の結果がわかったら今ごろ大金持ちですからね。

わかるわけがないと(笑)

——話を変えまして、占い師になって何年目でしたっけ?

なんやかんや言って……もう5年くらい経っているかもしれないですね。

——その間に占い業界で人間関係は築かれましたか?仲の良い占い師さんとか。

けっこういますね。名前を出しても大丈夫な人って誰だろう(笑)レムリアの扉に出ている占い師さんとかはけっこう知ってますね。

——なぜこの質問をしたかと言いますと、宮城県の占い業界で精力的に活動している男性占い師ってイッキュウさんしか存じ上げなくて。自分(田野うづわ)以外だと。

近辺で男性占い師……いないですねえ。

——たとえばイベントに出店するときって周りがすべて女子じゃないですか。女子高に男子が間違って入学しちゃった感とかありませんか?

女性専用車両に間違って乗ってしまったみたいな(笑)これが意外に感じないですね。今までの職場も女性が多かったという。旅行関係もそうでしたし、飲食もそうでしたし。

——飲食のご経験もあるのですね。

はい、スターバックスでやってました。スタバで淹れたり、接客したり、書いたりとかやってましたねえ。

——スタバは女子が多いイメージですね。

7~8割くらい女性ですからね。就職してからはずっと男性が多くない環境でしたね。抵抗ないですね。

——毎日のルーティンはありますか?

朝は6時くらいに起きて、本当は5時に起きたいんですけど、8時くらいまではインターネットで鑑定をします。チャットとかですね。そのあとで、時間があるときは午前中に走りますね、10キロくらい。

——10キロ!それは何分くらいで……?

1時間とか1時間半くらいで走りますね。午後は何もなければ普通に鑑定を開けてますし。走るのはほぼ毎日ですね。午前中か夕方に走ってますね、はい。

——イッキュウさんにとってマラソンはどういう位置づけになるのでしょう?

ライフワークですし、なくてはならない不可欠なものです。ビジョンとしては「マラソンって、走ることってこんなに楽しいんだよ!」とか、そういうところを広めていきたいんですね!

——(あれ?占いの話よりイキイキしてる……?)

そのことによって人生が非常に豊かになる。そういった部分の活動もひとつかなと。

——マラソンを始めたのはいつからですか?

2012年ですね。今年で丸7年かな。知り合いが走っていて「一緒に走りましょうよ」と。そこから靴を買って走り始めたのがキッカケです。最初は嫌でしたけどね(笑)

——最初の一回目で「マラソンって気持ちいい!」みたいなことは……。

とくになく(笑)「キツかったあ!」としか(笑)

——なぜ続けられたのでしょう?

走ろうって言われて靴を買って、半年くらい走らなかったんですよ。寝かせたまんまで。でも、そのときにもう大会に応募してたんで走らざるを得なかったと。で、「マラソンやってみたけど、走れたからまたやってみようかなあ」みたいな。

——それが積み重なってライフワークに。

ライフワークになりましたねえ。

——ガラッと話題を変えて、好きな食べ物は何でしょうか?

変わりましたね(笑)カレーライスなんですよ。お世話になっている福島県の「笑夢」ってカレー屋さんがあるんですけど、そこはめちゃくちゃ美味いですね!月に一回、DVDとスパイスが届くんですけど……。

——カレー屋さんのDVD!?

作り方がDVDになっていて。3,000円くらいのパッケージなんですね。野菜とか肉とかは自腹で買うんですけども。それを自宅で作ったりするんですけど、めちゃくちゃ美味しいっすね!

——たた食べてみたいです!

小麦粉を使わないカレーなんで。胃にも負担がかからないですし、冬に食べると次の日まで体が温かいですよ。そこのバターチキンカレーは毎日すぐに売り切れるという。

——福島県のどこにあるお店ですか?

福島駅の駅前ですね。二店舗あるらしくて。

——食べに行きたいと思います!またまた話が変わって、ペットは飼ってますか?

今は犬ですね。中型犬です。

——実はペットのお名前を知りたくて。ペットの命名には人間性が出るというのが持論でして。

名前はですね、パピプペポの「ポッチ」ですね。パピプペポって子供が印象に残るんですってね。ポンキッキもそうですし。そこでこう……可愛らしい名前だってことで名付けました。

——ありがとうございます、キラキラしてなくて良かったです(笑)好きなものを買うときに悩むタイプですか?悩まないタイプですか?

けっこう悩むかもしれないです。買うときに必ず「これは消費なのか、浪費なのか、投資なのか」を考えてます。

——占いグッズにもこだわる方ですか?

意外とこだわらないかもしれないですね。でも、オススメされている本とか占い関係のものはちょっと覗いてはみます。

——「これがあれば俺は無敵だ!」みたいな占いグッズは?

無敵(笑)なんだろうなあ……タロットカードはそうですよね!ライダー版のオリジナルです、オーソドックスな。サイズも普通の大きさです。

——手相を見るときは道具などを使ったりしますか?

道具は使ったりはしないですね。いろんな本とか知識とかを使ってやってるんで。とくにこだわりのグッズとか、虫メガネとかはないですね(笑)

——タロットクロスなどもこだわりはなく?

はい、とくになく。なんとなく「これかなあ」みたいな(笑)

——では、マラソングッズへのこだわりはありますか?

やっぱり一番は靴かなあ。腕時計もGPSが付いたのを使ってたんですけども、ちょっと壊れちゃったんで買いたいんですよね。心拍数がついてる時計を買おうと思って。

——(占いのときとテンションが違う……!)心拍数は大切なのですね。

そうですね。「この心拍数だとこのレベルになれるよ」みたいなのがあって。「追い込め!」みたいな。あと、疲労回復まで何日間かかりますとか。

——それが時計ひとつでわかってしまう。

わかってしまう。GPSが必要なのはやっぱりタイムですね。何キロを何分ペースで走るとか。それが全部バーンって出ちゃうんで。

——靴へのこだわりも個人的な興味でお聞きしたいです。初心者にオススメの靴とかありますか?

一般的には底の厚めのやつ。クッション性があるんで膝を痛めないとか、足首を痛めないってところから厚めのが良いと推奨されています。

——サイズはどうでしょう。前は余るけど横はキツいとかよくありますよね。

ありますあります。日本人だと横幅がけっこう広いという。履いたときに「違和感があるな」っていう靴は走っていくともっと違和感が出るので。靴屋さんで買うときはいろいろ履いてみて、サイズが同じでも履き心地はぜんぜん違うっていうのがあるんで。

——(やばい、マラソンの話をしていたら時間が足りない)イッキュウさんにとっての信念はありますか?

信念は……死ぬこと以外は怖くないのかなって。死ぬこと基準で物事をやったりとか始めたりとか、考えたりするようにはしてますね。

——イッキュウさんが占いをする原動力はどこでしょう?

いやらしい話、やらないと金になんないぞって言うのがあります(笑)でも、そこにこだわりがないのであれば、おみくじみたいな感覚でやっていきたいんですよね。

——マラソンの原動力、なぜ俺は走るのかという部分については……?

自分に常に負荷をかけたいんでしょうね、自然にやっちゃうんですけども。今ここだけに集中すると「やっぱり走らなきゃダメだな」と。あと、昨日の自分より今日の自分の方が成長していることを実感したいのかもしれないですね。

——インタビューさせていただいて、占い以上にマラソンへの情熱が伝わってきました。

これ絶対マラソンの方が好きだなって思っちゃいますよね(笑)

——このインタビューを占い初心者の方も読んでくれたらいいなあと思っていて。イッキュウさんのオススメの書籍などがありましたら。

タロットの本だと……名前は忘れちゃったな……タロットの基本みたいな本があって。

——海外の方が書いた本ですか?

いや、日本人ですね……あとでメッセージで送ります(笑)

※「いちばんやさしいタロット・リーディングの教科書」でした

ぶっちゃけ先生から習った知識は1割2割ぐらいしか使ってなくて、残りの8割はこの本からです!タロットを習ってくれてる方にもオススメしてます。

——手相はどうでしょう?

手相の本は島田秀平、芸能人の。彼の本はかなり参考にしてます。読みやすいですね。これもあとで送ります。

※「島田秀平の手相占い」でした

——ちなみに、マラソンでの教科書的な本はありますか?

何冊も読んでるんですが……師と仰いでいる人はいますね。金哲彦って方で。もともと箱根駅伝を走った方でBSなどの番組をやったりとかしてます。あとは、元マラソンランナーの増田明美さん!解説がめちゃくちゃ面白いんで!あの方の細かすぎる解説!本当に人が好きなんだなあって!

——(増田明美で今日イチのテンションに……!)これからマラソンを見るときには解説にも注目します!最後に好きな女性のタイプをお聞かせください。

昔は見た目とかこだわりはあったんですよ。安心する人とか。最近までは一緒にいて気を遣わない人とかあったんですけど。今は自分が自由にやっても容認してくれる人(笑)

——それがなによりですよね(笑)今日はありがとうございました!意外と長くなってしまいまして。

ありがとうございました。なんか占いの話は2割くらいしか(笑)

——マラソンへの愛に溢れた素晴らしい記事になると思います……占いのサイトなのに!

走れイッキュウ

占い業界(の一部)の闇が深すぎて、占い師になった経緯がほぼ記事化できませんでした。笑える。外面を美辞麗句で取り繕ったこの業界の影の部分──諸兄諸姉も他人事ではないですよね?

それはそうとして、記事を書きながらふと思い出していたのは、私の恩師の言葉です。

「社会に出たら趣味を持ちなさい。趣味があればどうにか荒波を乗り越えていける」

闇に巻き込まれたイッキュウ先生は、趣味のマラソンに今まで以上にのめり込むことで、どうにか荒波を乗り越えることができたのかもしれません。趣味のある人間は強いのです。

占い業界を駆け抜ける一陣のイッキュウとしてのご活躍を心より応援しております。